物忘れが増えたら・・・・栄養素の補給!!
加齢とは万人に訪れるもので、誰にも止めることができないもの。
しかし、現在では加齢には個人差があり、調整できるものという認識が広がりつつあります。「加齢・老化のプロセスも一つの病気である」という考えから、原因克服することが可能です。
年をとるにつれて、物忘れがひどくなったり、注意力が散漫になるのは、ごく自然な老化現象です。記憶力や集中力は、若い頃の半分まで落ちてしまいます。日常生活における精神的活動は脳によって支配・コントロールされていますから、老化に伴うこれらの現象は脳の機能の低下にほかなりません。
加齢につれて脳の神経細胞の膜は徐々に固くなります。すると脳内の情報ネットワークが鈍り、栄養の取り込みや排泄もスムーズにいかず、神経細胞の働きが次第に低下し死滅する細胞も多くなります。
人間の出生時の脳の重さは400g前後で、成熟時の脳の重さは1,300〜1,400gまでになります。神経細胞は25才〜30才頃から消滅し80才までに40%が消滅すると言われます。
脳の中のホスファチジルセリン(※1)は、絶えず新陳代謝で入れ替わっています、そのため、毎日の食事で補給しないと脳内のホスファチジルセリンはどんどん減ってしまいます。しかしホスファチジルセリン(PS)は一般の食品には極微量にしか存在しない為、食事から十分な量を摂取するのは難しく、「脳の栄養」として積極的にホスファチジルセリン(PS)を摂取する必要があります。